江戸時代の六本木
六本木は江戸時代、武家屋敷地として使われた地域。地名の由来は六本の松があったとも、6家の武家屋敷があったとも言われます。江戸時代は幕府関連の役所・大名屋敷が点在する高級住宅地でした。
明治〜戦後:軍関連と歓楽街化
明治以降、六本木は陸軍関連施設が置かれ、戦後はGHQの駐留地・米軍関係者の集まるエリアとなりました。1960年代以降、外国人向けバー・レストランから始まり、徐々に歓楽街として発展しました。
1986年:森ビルの再開発構想
森ビルが六本木6丁目地区の再開発構想を本格スタートしたのは1986年。地権者・行政・近隣住民との協議を17年重ね、2003年に「六本木ヒルズ」として開業に至りました。
2003年:六本木ヒルズ開業
森タワー(54階)、レジデンス4棟、グランドハイアット東京、TOHOシネマズ、森美術館、毛利庭園、けやき坂通り等が一体となった開発。当時の日本最大級の複合再開発として注目を集めました。
20年の街の成熟
2003年から20年以上、六本木ヒルズはテナントの入れ替え・コミュニティの育成・文化イベントの定着を経て成熟。森美術館は現代アートの世界的発信地となり、けやき坂のイルミネーション・六本木アートナイトは東京の冬の風物詩。
2025年現在の六本木ヒルズ
麻布台ヒルズ(2023)の登場で「日本一の高さ」のタイトルは譲りましたが、六本木ヒルズの「街の力」は変わらず東京屈指。20年の歴史で形成されたコミュニティ・文化・テナントの厚みは、新興物件には簡単に真似できない独自価値です。