建物仕様・構造
RC造45階建・1,247戸の大規模タワー。構造、エレベーター、防災、セキュリティ、住戸仕様を徹底解説します。
地上階数
総戸数
解説項目
鉄筋コンクリート造
建物構造
森ビル開発の4棟構成、最高43階・コンラン監修棟あり
基本構造
構造:鉄筋コンクリート造(RC造)一部鉄骨造
耐震方式:制震構造
事業主・管理:森ビル株式会社
設計:建築:KPF(コーン・ピーダーソン・フォックス)/日建設計
C棟インテリア:Conran & Partners
所在地:東京都港区六本木6丁目
敷地面積:約11.6ヘクタール(六本木ヒルズ全体)
住宅戸数:793戸(4棟合計)
| 棟名 | 階数 | 戸数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| A棟 | 6階 | 35戸 | 低層プライベート、家賃20〜80万円台 |
| B棟 | 43階 | 約350戸 | 超高層タワー、42-43Fにメゾネットスカイラウンジ |
| C棟 | 27階 | 約230戸 | コンラン監修最高級、ヒルズスパ併設、家賃229〜347万円 |
| D棟 | 29階 | 約180戸 | サービスアパートメント、家具付き、朝食込み |
4棟=4つの異なる物件:六本木ヒルズレジデンスは「同じ物件名の4つの異なる住宅」として捉えるのが正確。月額20万円のD棟通常契約から、月額347万円のC棟コンラン監修まで、住戸グレード・家賃帯・サービス内容が大きく異なります。住み替え可能な「都市内バリエーション」として活用される事例も。
エレベーター
4棟分散構造ゆえ各棟内のエレベーターは比較的快適
エレベーター構成
4棟構成でそれぞれに専用エレベーターが配置。最大のB棟(43階・約350戸)でも複数基により待ち時間ストレスは軽減されています。
B棟:3〜4基(高層用+共用)
C棟:3基(コンラン監修住戸用)
D棟:2〜3基(サービスアパートメント用)
A棟:1基(低層)
速度:分速105〜180m
最高速度:B棟最上層まで90秒以内
安全装置:地震時自動停止+点検モード
タワマンとしての適正規模
B棟は43階建てながら戸数約350戸という適正規模。最新の麻布台ヒルズB棟(970戸)等と比べて、エレベーター混雑のストレスは少ない設計です。築年数を超える快適さが保たれています。
セキュリティ
24時間バイリンガル管理+森ビル独自運営
セキュリティ体制
- ●24時間有人管理:4棟すべてにフロント常駐。バイリンガル対応(日英)
- ●多重オートロック:エントランス → エレベーター → 住居階の3段階
- ●監視カメラ:六本木ヒルズ全体で多数のCCTV、レジデンス棟は特に密度が高い
- ●来訪者対応:フロント取次→住戸インターホン経由で解錠
- ●緊急対応:住戸内に緊急ボタン、警備会社と森ビル管理が連携対応
- ●ドアマン&ポーター:B棟・C棟にホテル並みの接客サービス
「街全体のセキュリティ」
六本木ヒルズ全体で24時間警備員巡回+監視カメラ+複数の入退館ゲート。レジデンス棟内だけでなく、敷地内のオフィス・商業エリアもすべて警備対象。「街全体が一つのセキュアエリア」という構造は他物件にはない強みです。
防災設備
森ビル20年以上の災害対応ノウハウ+慈恵医大連携
設備対策
- ●制震構造:高層階の長周期振動を低減
- ●非常用発電機:72時間以上の自立運転対応
- ●備蓄倉庫:六本木ヒルズ全体で大規模備蓄。約1万人分の3日分
- ●自家発電所:六本木ヒルズには独自の自家発電施設があり、電力会社停電時も自給可能
- ●避難場所:毛利庭園・グランドハイアット低層階・各種広場が共用避難スペース
24時間健康相談室(慈恵医大連携)
六本木ヒルズレジデンス独自のサービス。東京慈恵会医科大学附属病院と連携した24時間バイリンガル健康相談室を設置。医師・看護師が常駐し、急な体調不良・救急時の医療判断にも即時対応。タワマンとしては国内屈指の医療体制です。
森ビル20年以上の運営実績:六本木ヒルズは2003年開業から20年以上、森ビルが直接運営。災害対応のノウハウは他のタワマン管理会社が真似できないレベルで蓄積されており、定期避難訓練も住民参加型で行われています。
住戸基本仕様
C棟コンラン監修最高級、棟ごとに大きく異なる
棟ごとのグレード差
A棟(6階・低層)
天井高2,400〜2,500mm/標準的なファミリー設備/さくら坂沿いの低層プライベート空間/賃料20〜80万円
B棟(43階・タワー)
天井高2,500〜2,700mm/全戸標準仕様/フルハイト窓・床暖房/賃料57〜120万円
C棟(27階・最高級)
天井高2,700〜3,000mm/コンラン監修内装/ガゲナウキッチン・大理石バスルーム/賃料229〜347万円
D棟(サービスアパートメント)
家具付き標準/朝食込み/ハウスキーピング月8回/賃料45〜100万円(サービス料込)
C棟コンラン監修住戸の希少性
C棟は約230戸のうち、上層階はテレンス・コンラン卿率いるConran & Partnersが内装設計。築20年超ながら、コンラン監修のディテールは現代のタワマンを凌駕する上質さ。家賃347万円という最高額は伊達ではなく、住戸グレードと共用施設・サービスを総合した価値が反映されています。
設備インフラ
六本木ヒルズ自家発電・大規模備蓄・最高水準の保守
通信・ネットワーク
- ● 全戸光ファイバー直結
- ● 共用部Wi-Fi
- ● 衛星放送(BS/CS)対応
- ● スマートホーム機能(C棟コンラン監修住戸)
電気・ガス・水道
- ● 単相3線式・契約60Aまで対応
- ● ガス/IH選択可
- ● 床暖房標準
- ● 六本木ヒルズ自家発電所による電力安定供給
六本木ヒルズ独自の自家発電所
六本木ヒルズは東京都内で稀な「自家発電施設」を保有。万が一の電力会社停電時も、レジデンスを含む全敷地内に電力供給を維持できる体制。2011年の東日本大震災時、計画停電エリアでありながら六本木ヒルズだけが灯りが続いていたのは、この自家発電所のおかげです。
外装・デザイン
KPF設計の都市的シルエット、コンラン監修の上質な共用部
建築デザイン
六本木ヒルズの建築は、ニューヨークを拠点とするKPF(コーン・ピーダーソン・フォックス)と日建設計の共同設計。森タワー(54階)を中心とした「都市の中の街」というコンセプトで、レジデンス4棟は森タワーを取り囲むように配置されています。各棟のシルエットは森タワーと調和しつつも、それぞれ独自性のあるデザインです。
毛利庭園
敷地内に保存された江戸時代の大名庭園(4,300㎡)。回遊式庭園として池と滝を配し、桜・紅葉の名所。レジデンス入居者は日常的に利用可能。
けやき坂通り&ルーフトップガーデン
けやき坂通りはイルミネーションで有名。ルーフトップガーデンは英国人デザイナー、ダン・ピアソン設計の屋上庭園。
「街と一体の住宅」:六本木ヒルズの最大の特徴は、レジデンス・オフィス・ホテル・商業・文化施設が一体開発されている点。住戸から一歩出れば森美術館・TOHOシネマズ・グランドハイアット東京・約200店舗の商業施設にアクセス可能。「街全体が住戸の一部」という独特の住み方が成立する稀有な物件です。